2013年10月04日

しげ脳vol.230「アジアを巡る池間哲郎さんとの再会〜俯瞰から日本をみる〜」

「日本はなぜアジアの国々から愛されるのか」


そんなタイトルの本をご存知でしょうか。
著者は20年以上アジア各国で交流と支援を続けてきた
沖縄出身の池間哲郎さん。
7,000人が「いいね!」と評価した
池間さんのfacebookを書籍化したものです。

以前から池間さんと親交があったという安里会長、
今お会いする必要を感じて懇談してきたという話をうかがいました。



しげ脳vol.230
「アジアを巡る池間哲郎さんとの再会〜俯瞰から日本をみる〜」


sige230-1.jpg

先日、会いたい人にお会いしてきました。
「日本はなぜアジアの国々から愛されるのか」
という本の著者、池間哲郎さん。
一般社団法人アジア支援機構の代表理事をされてる方で
前々からお付き合いをさせて頂いてるんですが
久しぶりに再会したくて沖縄市のとある居酒屋で懇談してきました。


sige230-2.jpg



池間哲郎さんプロフィール
http://www.okinawa-acs.jp/ikema.html

「日本はなぜアジアの国々から愛されるのか」紹介ページ
http://www.ikuhosha.co.jp/public/introduction06884.html


編集)久しぶりにお会いしようと思った理由はなんですか?

うん、もう一回、日本について俯瞰から眺めてみたいと思ってね。
池間さんはものすごく特異な方で、
ミャンマーやパラオ、カンボジア、スリランカ、モンゴル、
あらゆる国で恵まれない子どもたちを救うための活動をされてる。
その池間さんは沖縄出身なんですよ。

編集)そうなんですか、こんな素晴らしい活動をされてる沖縄出身の方がいるとは知りませんでした。

だからね、沖縄にもこういう人がいるってことを
みなさんに知ってほしいと思ったので
ここでご紹介させていただきます。
池間さんはご自身の経験に基づいた国家観をお持ちの方で
世界で日本がどんな立ち位置であるべきかとか
日本がアジアとどう関わってきたかを
戦後の歴史観の紐解きだけでなく、戦前に至るまで
俯瞰から、そして市民目線、それぞれの国目線で
感度のいいアンテナで情報を集めて
自分の答えとしてお伝えしてる方なんですよ。

編集)素敵な方ですね。もともと、どういうきっかけでお知り合いに?

初めて出会ったのは1994年かな。
僕がまだ右も左も国際感覚の「か」の字も分からない頃に
池間さんのナビゲートでタイやフィリピンのスラム街、
モンゴルのマンホールチルドレンの現状を見て回ったんです。
タイでもバンコクみたいな都市部じゃなくて
山奥の施設にいったんですが、親に捨てられた子、
虐待を受けた子、あるいは国籍を持たない子…
そんな辛い思いをしてる子たちが収容されてる。
僕らはそこに勉強できる小屋を作るために行ったんですよ。

編集)日本の子ども達とはあまりにも違う環境ですね。そこではどんなことを感じますか?

まずカルチャーショックでしたね。
女の子は売春させられたり、薬付けにされて働かされたり。
中には国籍を持たない子もいる。
世の中に生まれたってことになってない。
彼らが「こんな大人になりたい」って夢を語ってくれるんだけど
国籍を持たない子どもたちがこの先どう歩んでいっていいか、
誰も分からないんだよ。
そんな状況だからこそ勉強させてあげたいということで
いろんな団体やボランティアの方が募金や寄付で施設を運営してる。
だから子どもたちは勉強できるだけでありがたい、って
すごく一生懸命勉強してるんですよ。

編集)私たちはすごく恵まれてるんですね…。そんな中で日本は愛されてるんですか?ニュースを見てるとアジア各国との緊張関係ばかり目につきますが…。

愛されてるよぉ〜!
そういう、戦後の日本の歴史の悪いところを強調する
いわゆる「自虐史観」っていう考えもあるけど
それが日本に根深く存在してるのは事実だと思うんですね。
例えば「日本は過去、近隣諸国に悪いことばかりしてきたのに
全然反省がない!」みたいな。
でも、もう一つの事実としてなかなか報道されない
真実を池間さんが語っておられる。
例えば現地の方に「あの建物は日本が作ってくれたんだ」って感謝されたり
「日本はミャンマーのために闘ってくれたんだ」って言う方がいたり。
日本は侵略軍で、近隣のアジア諸国で酷いことをしたって教えられるけど、
現地にはまた違うこたえがあるわけです。

だから僕はもっともっと
この方を通して
「日本って捨てたもんじゃないね」って
思える国民性を育む機会を
増やしていけたらいいなと思ってるんです。


編集)自分の経験をもとにした言葉は説得力がありますね。

うん、彼自身の体験を1人でも
多くの方に語り継いで行きたいって。

そう考えると…
僕らやっぱり
旅に出たほうがいいな。


編集)国内でうじうじしてる場合じゃないですね!ちなみに最近お会いした時はどんな話をされたんですか?

お互いの再会を喜んで、近況を報告しあってね。
池間さんは全国各地で講演をされてるんですが
沖縄出身なので、聴きに来た若手経営者から
「安里繁信って知ってますか」って言われるとか(笑)
そこで「安里繁信は僕らの誇りなんです」って言う方がいて
池間さんも嬉しく思ってくださったみたいで、
僕も嬉しかったです。
沖縄公共政策研究所にも賛同していただき
理事になっていただけることになりました。

編集)へえ!!沖公研、さらに面白くなりそうですね!

肉厚な組織ですよ〜。

そんなふうに「本物の方々」に
賛同して頂き集まってもらえる
マグネットの存在になり得たら
僕も生きてる価値が
あるんじゃないでしょうか。


これからも沖縄がアジアから、全国から、
愛されるような地域づくりをしていかなきゃね。

[聞き手:コピーライター 幸喜朝子]


posted by 安里繁信 at 13:19| Comment(0) | TrackBack(0) | しげ脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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