2013年07月16日

しげ脳vol.221「あのころ君は若かった〜親友 宮ア政久との対談〜(前半)」

ちょうど2年前のしげ脳で安里会長が
「一番の理解者」と語った宮ア政久さん。

今回はそのご本人を迎えて対談!
出会いからこれまでについて、語っていただきました。


しげ脳vol.221
「あのころ君は若かった〜親友 宮ア政久との対談〜(前半)」



sige221.JPG

安里)
今日のゲストは衆議院議員
宮ア政久先生をお迎えして行いたいと思います。
ということで早速、自己紹介を。

宮崎)
はい、衆議院議員をさせていただいてます宮ア政久です。
沖縄にきたのは平成5年、ずっと弁護士をやっていましたが
昨年の12月にご縁があって衆議院に立候補させていただきました。

(参考:宮ア政久オフィシャルホームページ http://www.miyazakirin.com/index.html

一同)パチパチ〜(拍手)

編集)お二人はもう15年ほどのお付き合いだそうですね。

安里)
はい、なので今日のテーマは「あのころ君は若かった」(笑)
彼と最初に出会ったのは青年会議所で
当時僕が24、25才で彼が30才になる前で。
あのころ僕も、若かった(笑)

編集)若かりし宮ア先生はどんな印象でしたか?

安里)
最初の印象は「よくしゃべる人だなぁ」って(笑)

こういう人が沖縄に来てくれると
僕らの世代は変わるかも
しれないという期待感を持ちましたね。


宮ア)
僕は「世の中にこんな人がいるのか」と
非常にショッキングな刺激を受けました。

最初に衝撃を受けたのは彼が
「このままじゃ沖縄はだめになる。
だから人をつくらなきゃいけない」
と言ってたんですね。


お互いまだ世の中で自他ともに認める若造、
僕は弁護士なりたてで、会長も今のような
社会的な評価を受けてるわけでは全然なくて
ただの若いにーにー(笑)。
今であれば40才も超えてるから
そういう発言をするのも分かるけど
20代でこんなことを大真面目に
言う人にふれて衝撃を受けたんですよ。

その時に言ってた言葉で
僕が強く胸に刻んでいるのは
「先頭を歩いていこう」。
僕たちが先頭歩いていれば
後から気付いていろんな人が集ってくるはず、
だから辛いことあってもどんどん先頭を歩いていこうと。
こんなことを考えている同世代がいるのかと
衝撃と感銘を受けましたね。

安里)
僕らが出会ったときはバブルが崩壊してて
沖縄の経済も悲鳴をあげてる頃で、
世代の入れ替わりもありつつ政治も混乱をきたしてたんだよね。
先がみえない時代でした。
酒税の優遇措置が延長できるのかとか
沖縄の復帰特別措置法が延長されないんじゃないかとか
そんな危機感が論じられてたんですよ。
そんな話を聞くにつれ、じゃあ果たして沖縄が
独り立ちしろと言われた時に耐えられるのか…。
すごく危機感を抱いたんですね。
僕はちょっと背伸びさせてもらえる環境に身を置いてたんですが
うしろを振り返っても人がいなかったから
若造でしたが「とにかく僕が変えなきゃ」って
気持ちが先走りして焦ってたんだと思います。
だから先輩ともよくケンカしたもんね〜。
僕はこの性格ですから、今はだいぶ謙虚になりましたが
あの頃は口も悪かったし態度も悪いし
ヤンキー兄ちゃんだったんだよね。
今考えたら僕らに付きあってくれた先輩方、すごい(笑)!

宮ア)
まぁまぁ、って落ち着かせようとしてくれる方もいれば
怒って議論になる方もいましたが、みなさん
まともに相手にしてくれましたから、懐深いですよね。

編集)例えると私が会長にケンカ売ってるようなものですよね…そう考えると恐ろしいですが(笑)それよりも危機感が大きかったんですか?

安里)
なんだろう…答えを探してたんだよね。
当時は余裕がないですから
「まぁまぁ、いいじゃん」って言えなかったんですよね。
白か黒か、っていう幼稚な議論なんだけど本気だったんです。
熱くぶつかってたね〜。


宮ア)
今にしてみると一事が万事ですから、それで良かったと思いますね。
迷惑被った先輩はいっぱいいると思いますが(笑)

今はその積み重ねだし、
あの日の想い、あの日の志は
決して偽りじゃないですから。


安里)
志は風化してないよね。

編集)若いときに大風呂敷広げてても社会に出て小さくまとまっていく方がほとんどだと思うんですが、お二人はそのまま体現されてるからすごいですね。

安里)
うん、そのためには政治に関わっていこうと
積極的に選挙活動にも参加していきましたね。

宮ア)
JCなども参加していましたが、それだけじゃなく
例えば審議会に入ってみたり役職についたり
いろんなことに関わるようにしましたね。
ただ、そういうことをやるにつけ
やっぱり政治の現場に入っていかないと
自分たちの志を形にするのは難しいと分かったので、
政治にも積極的に関わっていきました。

安里)
僕ね、20代でキャリアも積んでないのに
那覇JCの理事長という職を任されたんです。
僕のあとは宮崎代議士に理事長をお願いして。
その時、僕は「若いくせに」って言われて、
彼は「ウチナーンチュじゃないくせに」って言われたんです。

でも僕らが当時の師匠に言われたのは
沖縄人のための沖縄じゃなくて、
未来のための沖縄に変えていかないと
沖縄はもたないよ、ということ。


沖縄人だけが幸せになるんじゃなくて、
地域の活性化をして未来につなげていかないといけないよ、と。

宮ア)
いわゆるウチナーンチュ意識って、
僕はすごく肯定的に見ていて。
生を受けた土地に対して人々が熱烈に愛着を持っている。
これをとてもいいことだと思っているんです。
僕は親が転勤族で3年ごとに引っ越してきたから
竹馬の友もいなくて強固な横のつながりも持ってないから
沖縄のそんなところに魅力を感じて住みたいと思いました。

だからこそ、ウチナーンチュだということが
特権意識になってほしくないですね。


沖縄が好きというのはすごくいいことだけど
外の海も知らないで威張ってどうする、
大海を知る井の中の蛙になれるようにやってみよう、と。

安里)
そう。沖縄だけで通用する人じゃなくて、
全国でも対等にわたりあっていける仲間を
増やしていこうと話してたんだよね。

宮ア)
それでね、
この方のすごいところはね、
パイオニアであり、
フロントランナーであり、
革命家なんですよ。


気付いたことを革命の指導者として
みんなに伝えることができる。
これは革命家の宿命ですが100人いたら100人が
賛同してくれるわけじゃない。
当然批判的な意見をする方もいますが
でも彼の場合、行き着く先が私益ではないので
多くの方が革命に賛同してくれるんですよね。
…というか私もそうなんですが
気がついたら会長に踊らされてるんですよね〜。
冷静に振り返ってあとで気付くんです。
だから…あのころは若かった(笑)

安里)
先輩方からも「内地いくと萎縮しちゃうんだよ」っていう
沖縄コンプレックスをいろいろ聞いたりしたから
僕ら世代にはそれを越えてほしいっていうメッセージだと受け取って
全国大会の招致活動をしてみたり、いろんな活動しましたね。
それが今、あの時一緒にやってた仲間が
どんどん活躍してるんです。嬉しいよね!

編集)若い頃に話してたことが実現できてるという手応えはあるんですか?

安里)
うん…イメージに近い形にはなりつつありますね。
こういう沖縄にしようって語りあってる仲間は
それぞれ個性があるから、それぞれ補完し合いながら
今でも日々悩みながらやってますよ。

編集)ちょうど2年前のしげ脳で宮崎先生の話をされていて、お互いに補完しあっているいい仲間だとおっしゃってたのを思い出しました。

安里)
お互い、それぞれの土俵では
絶対負けない自信がありますからね。
そんな仲間がいっぱいいて、それぞれの土俵で
少しずつ成長しているのを感じますね。

宮ア)
それに、用意されたステージの上で活躍しているわけではなくて
みんなで真剣勝負をして、切磋琢磨した中から出てきた仲間。
小さい金魚鉢の中でちゃぷちゃぷやってるんじゃなくて
大海で勝負できる仲間が何人もいる。
そしてその中でも、安里会長は
フロントランナーとして開拓して、革命を行うんです。
そこに真の人間味を感じますね。

編集)その三役はすごいですね!

宮ア)
だからね、迷うとよく電話するんです。
そして彼の一言で納得する。
だからもしかすると…何か見えてるかもしれない。

編集)安里会長のこの瞳の大きさだと普通の人以上に広い世界が見えるでしょうね〜!

安里)
うるさい(笑)
だって、僕が成長を止めてしまうと
宮崎代議士なんかにとっくに置いてかれるんですよ。
みんな成長しないと補完しあえない。
そんな間柄でこれからもあり続けたいですね。
結果、僕らの仲間である国場幸之助も衆議院議員になりましたし、
まさに今、安里まさあきも参議院議員に立候補してがんばってる。
表舞台で主張する場所に主人公として立ち始めてる。
これって嬉しいよね。

宮ア)
みんなそれぞれの立ち位置でがんばっていて
それをお互いが見ていることに僕ら仲間の強みがあると思うんです。
だって万が一、ちょっと名が知れてきて
「オレのための世の中だ」みたいな勘違いをする仲間が現れたら
もうすぐ、みんなで注意しますから(笑)
この伍している仲間が立っていくことが
強い社会をつくると思うんですよね。

安里)
こうして日々精進していくことが
あの頃僕らが生意気を言っても受け止めてくれた
先輩に対する恩返しだと思うし。
だから…怠けられないんだよ。


(後半へつづく)

[聞き手:コピーライター 幸喜朝子]

posted by 安里繁信 at 12:07| Comment(0) | TrackBack(0) | しげ脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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