2013年01月12日

しげ脳vol.199「革新の一年に〜新年の抱負〜」

「NEXT STAGE」というテーマとともに
駆け抜けた安里会長の2012年。

今年はどんな一年になるのか、安里会長の新年の抱負を伺って参りました。



しげ脳vol.199「革新の一年に〜新年の抱負〜」



明けましておめでとうございます。

編集)明けましておめでとうございます。昨年の抱負は「NEXT STAGE」でしたね。今年の抱負はありますか。

はい、今年は「Be Innovative!OKINAWA」っていう
テーマで走ることになりました。


沖縄の観光に新潮流を作っていこうということで、
これまでの枠組みを超えて多様な方々に参画していただきながら
1+1が5にも6にも変わっていくような体制を
作り上げていこうという決意ですよ!

編集)会長が就任されてから、だいぶ枠組みは取っ払われたような印象がありますが。

いやいや、もっともっと精力的にやってかなきゃいけない。
今まではビューローと沖縄県と業界という枠組みだったけど、
沖縄エステティック・スパ協同組合とか
飲食業生活衛生同業組合とか航空会社のみなさんとか、
観光にも関係する様々な主体を持った団体があるんですよ。
そういう方々とも枠組みを超えて別の会議体を立ち上げたりね。
昨年は「まちまーい協議会」っていうのも設立されて
自分たちで地域の良さを伝えていこうっていう動きも活発化してるし。
常にマーケティングという概念をふまえたうえで
チャンネルをもっと広げていかんといけないという
決意が「Be Innovative!OKINAWA」という
メッセージに込められているわけです。

編集)具体的にはそういった様々な団体が集まる場を作るんですか?

うん、それだけじゃなくて、個別の事業についても
そういう方々を巻き込んだ形で展開したいということです。
例えば僕らが今、春夏秋冬のテーマにあわせて
沖縄を打ち出すキャンペーンに取り組んでるんですが
その中で昨年秋に企画した商品は「女子旅」。
それで美をひとつの売りにしたいというわけで
沖縄エステスパ協会さんと一緒に癒やしの空間なんかをご紹介したりね。
冬のテーマは冬グルメっていうことで
沖縄県飲食業生活衛生同業組合の方と連携して
アクティブシニアの層をターゲットにして沖縄の食堂を提案したりね。
統計によると那覇市内に泊まってる観光客のうち
ホテル内で食事するのは2割ぐらい。
ほとんどの方は居酒屋とかカフェとかで食事してるんですよね。
だからそういう店舗の方にも観光業という意識を持っていただいて
地元の魅力を語っていただいたり旬の食材を出していただいたりね。
そういう取り組みをやってるんですよ。

編集)食堂にしても花笠アイスティーが売れてたり、おもしろい素材いっぱいありますよね。

うん、そう思うんだ。
僕らが当たり前と思ってることも
みんな関心向けてくれてるわけだから
ディープな沖縄を表現していきたいなと思ってるし
飽きられないことが大事なことなんで
その引き出しの数をどれだけ
増やしていけるかだと思うんですよね。

編集)連携する動きができたことで現場の熱は上がってきましたか?

うん、そういった店舗の方も初めて観光のスポットが
当たったということではりきっていただいてます。
副理事長の鈴木 洋一さんにも
これまで当財団の国内事業委員会にもご参加していただいて
一緒に動きながらやっと、ここまでこぎつけたって感じですね。

編集)ずっと動いてたんですか?

ずーーーーっと調整調整の繰り返し。
初めてのことなんで、やっぱりハードル高いんですよ。
あっちもいろんなチェックをしてきますからね。
行政は縦割りだからさ、横串を指すって口で言うのは簡単ですが
実際に予算化して事業化するのは大変なことなんですよね。
それをなんとか形ができたということで
今は息巻いてますよ、みんな。
あと、先日から離島の魅力を打ちだそうということで
モノレールの車両をペインティングしてさ、
車内にも写真を展示することになって
そのモノレールの出発式が先ほど終わったんですよ。

編集)これは県民も離島の魅力に触れられていいですね!

そう!離島のお客さんってやっぱり
宮古、八重山あたりだと2〜3割、
その他15の離島だと半数以上は沖縄本島のお客さんなんですよ。

だからもう一度県民の方に
離島の良さを知ってもらうことと、
内需を拡大させていくことって
ものすごい大切なんです。


内需っていうのは例えば北海道は沖縄と統計の取り方が違ってて
観光収入の中に内需までぜんぶ含まれてるんですよ。
例えば23年度統計の具体的な数字を申し上げますと
北海道の観光入り込み客数が約4612万人、
方や沖縄県の入り込み客数が約553万人、
そのうち道外県外の入り込み客数が
北海道は約487万人、沖縄が約523万人なんです。

編集)へぇ!?沖縄は極端に県外客が多いということですか。

うん、つまり沖縄の観光の入客数のカウントは
飛行機や船を使って来た方をカウントしてる。
しかし、北海道は道内旅行ってあるわけです。
苫小牧から札幌まで行くのも旅行なんだよ。
それを観光収入としてカウントしているわけです。

編集)なるほど、沖縄でいうと那覇から美ら海水族館まで行くことも「旅行」になるというわけですね。

そう、沖縄市に行くのも観光なんですよ。
北海道ではそういう定義になってて
経済のロジックを押さえたうえでの
統計の取り方をしてるんですが沖縄は遅れてるんですよ。

編集)まさか各都道府県において観光の定義が違うとは思いもしませんでした。

そうすると目標の立て方も違ってくるし
収入規模も違ってくるんだよね。
観光消費額が北海道は約5753億円、
沖縄が約3783億円と言われてるのね。ありえないでしょう!
本当は約6千億円と言われてるんですが
この含みをもっと数値化すべきだと思いましたね。
つまり観光は外需と内需が相まって初めて
市場がつくられてくと思うんですよ。
だからね、内需の活性化なしには
外需の市場をさらに大きくしていくことは不可能だと思いますね。

編集)なるほど…。県民が那覇から沖縄市に旅行に行く、というのもおもしろいですね。

本部まで桜祭り見に行くのも観光なんだよね。
そういう意識を持つことってだいじなんですよね。
海外から観光客を呼ぶ場合、飛行機に乗ってお客さんが来るだけで
沖縄から向こうへもお客さんが行かないと
片道でペイしないといけないので運賃が高くなっちゃう。
ロジスティクスの概念でいうと荷物でも同じですから。
向こうから来てもらうなら、
こっちからもお客さまを送らないといけない。

つまり沖縄の人も、もっと旅に
出ないといけないと思うんです。
そういう意味でいうと
観光を育てていくのは案外、
自分たちの努力だったりするんです。


韓国の方に沖縄に来てほしかったら僕らが韓国に行くことも大事。
そういうことで経済って回ってく気がするんだよね。

編集)それに旅に出て違う都市を見ることで沖縄の魅力も課題も見えてきますよね。

そうそう。観光立県である以上は観光客を
迎え入れるだけじゃなくて観光に行くことも大事なんですよね。
それを意識するひとつのきっかけとして
沖縄の離島にも旅行しようよということで
モノレールでの展示もあるんです。

編集)新年からいろんな企画があって楽しそうですね、会長(笑)

…そうねぇ。

編集)ちなみに会長個人の抱負はありますか?

僕、今年で後厄が終わるんですよ。
前厄、本厄、後厄が無事に終わるよう願いながら
旧暦の正月を向かえるまでじっと静かにしておきます。
それが抜けたら大変ですよ〜。

編集)その時のさらなるご活躍を楽しみにしておきます!

期待しててください!


[聞き手:コピーライター 幸喜朝子]

posted by 安里繁信 at 09:35| Comment(0) | TrackBack(0) | しげ脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。