2012年11月29日

しげ脳vol.193「国作りに関わる一歩〜政治を動かすのは僕らの関心〜」

野田首相の突然の解散宣言により始まった衆議院選挙に向けた戦い。

「新しいニッポンの胎動の予感がする」という安里会長から
選挙戦で感じることを伺いました。


しげ脳vol.193
「国作りに関わる一歩
   〜政治を動かすのは僕らの関心〜」


P1050219.JPG

ちょうど今の時期に読みたい政治を斬る一冊


野田総理が解散宣言していよいよ
選挙ということになりました。
政治家には国民に政治がどう映ってるのかなってことを考えてもらいたいし
国民もまた、今この時期がどんな時期であるのかってことを
考えなければいけないと思うんだよね。

なんか…
この国の政治も社会も
すべてそうですけど
ずっと内ゲバを繰り返してきて
中から壊れてるんだよね。


自民党政権が末期に追い込まれてた時の
最終的な不信感って何かって言ったら
自分らでリーダー決めておいて、それに対して
考え方が違ってるって言う人や反旗を翻す人が出てきて、
それで組織が疲れてって、造反が出て…
みたいなことの繰り返しだったからだと思うんだよ。
自分たちで決めたリーダーを信じて一緒に進まんでどうする。
結局、民主党もそうでしょ。
各企業さんを見ててもそうなんですよ。
一緒にやろうぜって起業しても
些細なことからやめて独立して、また競争が生まれて。
なんか、みんなででっかい夢ひとつ作ってこうよっていう
動きになかなかなれない時代になっちゃってる気がするのね。

片や、統廃合ってことで大きいところが大きいとこと組んで
力をつけていかなければ事は解決しないということで
外資も含めて、様々な流通やメーカーの再編が起こってる。
政治はそれとは真逆で分裂、分裂、分裂になってる。
そこがかみ合わないことが何を示してるのかなぁって
思って見てるんですけどね。

編集)確かに、業界1位が2位を買収したり、大きい企業ほど巨大化してますね。

特にもう世界っていう視点で戦っていくにあたっては
この国はまとまっていかなかいけない。
ある一定の方向に向かって
一丸とならなきゃ事は解決しないと思うんです。
各政党、政治家、譲れない
ポイントがあるのは重要なことなんですけど

最終的に多数決じゃないですか、
民主主義って。
そこで決まったことは
四の五の言わずに
組織決定に基づいて進めていくという
当たり前の手順を踏んでいかないと
何も進まないんだよね。


沖縄も保守・革新と分裂してた時代から
前回の那覇市長選挙では翁長市長のリーダーシップの下で
保革の枠を超えて一つの形になって、
圧倒的な大差で勝利することになったんですね。
これはたぶん一つの流れだろうというふうなことも考えられます。
じゃあ果たして、これからどうあるべきなのかっていう
総括をしていくにあたって、ある一定のけじめも
大事になってくるんじゃないかなって気がしてるんですよ。
今度、森喜朗さんと福田さんと古賀まことさん、
ここ2〜30年この国の政治を築いてこられた方がご勇退されるんですね。
まだ70代でそういう決心をされた姿が
ものすごく…かっこよく映ったね。

編集)引き際の美学というやつですね。あとの世代に潔く任せるという。

アメリカの大統領、韓国の大統領も
2期終わったら勇退なんですよ。2期、8年か。
終わったあともアメリカはちゃんとその方への敬意を払いながら
社会全体が受け入れていく構造ってあるわけじゃない。
今の日本だとさ、総理終わった方、
しかもものすごい支持率を低下させて終わった人達が
また、ゾンビのごとく戻ってきて(笑)
またやめて…みたいなのを繰り返したりさ
四の五の派閥作ってやんややんやしてるわけじゃない。
う〜ん…プラスマイナスあるんだろうけどね、
国民としてどう受け止めなければいけないかってことを
自分なりに考えてます。

編集)世の中の空気と政局の動きがあまりに温度差がありすぎて、なんだろうなと思いますね。

うん、彼らが何を守ろうとしてるのかが
僕には分からない。
だって太陽の党と日本維新の会みたいに
小異を捨てて大同団結しようというところもある。
80才の石原さんの旗本でやっておられて、
あれはあれでものすごく新鮮に映ってるよね。

編集)ああいう動きも会長は面白いなと思って見てらっしゃるんですね。

面白いというよりも、政界再編ってきっと
こういう感じで起こるんだろうなって予感はするよね。
やっぱりそこに期待を寄せてしまうのは
この国が好きだからだろうし
日本人は捨てたもんじゃないぜって思いたい自分がいるし
きっといい形にまとまってくれるっていう期待もあるし。
石破幹事長の話なんか聞いてると
ものすごく理路整然とされてるし

この人だったら
ちゃんとやってくれそう、
っていう政治家が表に出始めてる。


小泉進次郎さんみたいに若手でちゃんと
有権者の心つかんでる方も徐々に成長してるし
民主党には細野さんとか長島さんとか面白い方々もいるし。
こういう方々が一つになったら
面白いんじゃないかなって思うけど
そんな簡単なもんじゃないってのも分かってるし。
いずれにしても、そんな可能性が集まってきて
この国に新しい風を起こしてくれそうな気がするね。
変化を共に確認しあう、自分の意思を
有権者としてきっちり示していくことを考えると
この年末の大変忙しい中での選挙ですが
今までの延長じゃなくて、
誰かが入れるから入れるんじゃなくて
ちゃんと判断してさ、国作りに関わる一歩として
政治に関心を向けてほしいなと思いますね。

編集)関心を向けることがまず大事ですよね。今回は投票率、あがってほしいですね〜。

あがってほしいよなぁ。
先日も地方に行ってきたんですが、
僕は政治とか興味ないんですよっていうことを
地域のリーダーの方がおっしゃっててさ、
ものすごくショックだったんだよ。
TPPはどう考えてるのとか
エネルギー問題どうするべきかとか
あるいは地方分権どう考えてるとか
安全保障どうしていくか…
そんなことを投げかけても「さぁ〜…」ってね。
自分たちには関係ないっていう
ニュアンスで返されて愕然としました。
これじゃあ…だめだなって思ったし。
だから彼らにも「頼むからそこに関心向けてくれ、
じゃなきゃこの国は持たないよ」って話をして帰ってきたんだけどね。
自分らの生活にどれだけ政治が直結してるかもそうですし
経済を営むものとして今後、
国際社会の中で経済がどう動いていくのか
どういう枠組みで動いていくのか関心持ってほしいし
地域の過疎化、開拓も含めてこれから
地域、政治、行政、経済、どうあるべきを考えてほしいし
それを自分にぜひ問うて頂きたいんですよ。
それで足りない情報は必死に集めるという姿をしてかないと
情報を選択していく時代なわけでしょ
そういう視点から考えていいった時に
もっと僕らの立ち位置の中から
活動してかなきゃいけんことが見えてくるはずだし。
なんかね…2013年、新しいニッポンの胎動の予感がして
正月を迎えられることを期待したい。

僕らが関心持てば
必ず政治は動くから。
政治は僕ら国民の民度の現れだし、
経済は待ったなしで動いてるから。


流行にのっかるとかそんなんじゃなくて
いっこいっこ自分の答えを持ってさ、
相対的に物事捉えて現実逃避せずに
どうやったら一歩でも前に進むかってことを前提に
不満をぶつける一票ではなくて
問題解決する一票を投じてほしいね。

編集)会長的な支持者の選び方のコツはありますか?自分の生活に照らし合わせるのか、沖縄観光にとってのメリットなのか…とか、あれば教えてください。

国家感と地域感があって、あとは国際感覚、
国際社会の中でどうあるべきか、大きく分けるとその3つかな。
それに加えて生活があるから4段階で判断してるかな。
それを見るのがインフラに伴う視点と
それに伴うハードの視点と、あとはソフトの視点。

編集)ソフトっていうのは人の存在や熱意ですか?

そう。今ね、特に今回の選挙で大事に見ていきたいのは
富の再分配をしますよっていう政治家はあまり信用したくない。
だってもう国が体力ないのみんな知ってるし
国家財政赤字なの知ってるしさ。
それより、今までこうだったけど

この国生き残りをかけて
やっていくにあたって
どう負担の再分担をするかを
マニフェストや公約に掲げて
それをていねいに説明して
頭下げて歩く政治家を見たい。


こんなことしてあげます、こんなこともしてあげます、
っていう現実味のない話とか
あるいは「訴えていく」とか「阻止する」とかいう
抽象的な話じゃなくて、うん。
もっとリアリズムを追求して頂きたいんだよね。
今までなんで変わらんかったのか、
それを確認する選挙にしてほしい。

編集)守られない公約が多すぎて、政治家の言葉が薄っぺらになっちゃいましたよね。うわべに聞こえます。

僕はどこの党員でもなく、この国が好きだし、
故郷も好きだし、家族も好きだし。
子ども達に「大人のみなさんありがとう」って
言ってもらってバトン渡したいし。
僕らはそう思えたし、少なくとも
お父さんお母さんありがとうって思えたし。

編集)こんな国に誰がした、って子ども達に言われたくないですもんね。

なぁ。だから危機感の共有から初めて
僕らも腹決めるところは決めて現実逃避せずに
ウチナービケーンという発想、
沖縄だけが幸せになるっていう発想じゃなく
この国のあり方、その中での沖縄のあり方っていうのを
ちゃんと俯瞰から見れるような懐の深いリーダーを欲して
この選挙戦見ていきたいなと思います。

[聞き手:コピーライター 幸喜朝子]

posted by 安里繁信 at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | しげ脳 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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